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画面が割れた夜の「どこで直すか」問題
先月、iPhone 14 Proの画面を割った。ソファから落としたとき、運悪く角が床に直撃した。右下から蜘蛛の巣状に亀裂が広がって、タッチは動くが見た目がひどい状態になった。
すぐに「修理 iPhone 画面割れ」で検索して、2つの選択肢が出てきた。Apple正規修理(Apple StoreかApple Authorized Service Provider)か、街の修理店か。どちらがいいか迷ったので、両方を実際に試した結果を書く。
Apple Store修理——予約から受け取りまでのリアルな体験
まずApple Storeに行こうとした。最寄りのApple Storeはなんばの心斎橋にある。Webサイトで「Genius Bar」の予約ページを開いたが、直近の予約枠が4日後しか空いていなかった。急いでいたので最初のハードルで躓いた。
4日後に予約を入れて、当日お店に行った。チェックイン後、15分ほど待ってスタッフに呼ばれた。症状を確認してもらい、修理の見積もりを出してもらう。iPhone 14 Proの画面交換(Apple Care未加入)の費用は52,800円。思ったより高かった。
その場では修理を受け付けてもらえず、「パーツが在庫にないので取り寄せになります。3〜5日後に改めてご来店ください」と言われた。つまり予約に4日、パーツ待ちに5日、合計9日間割れた画面を使い続けることになる。
結局、Apple Storeでの修理は時間的に厳しかったので、次の選択肢として街の修理店を試した。
街の修理店iCrackedを利用した体験
街の修理店は数が多くて正直どこが信頼できるか分からなかった。調べるとiCracked(アイクラックド)という全国チェーンの修理店があり、評判がよさそうだったので行くことにした。大阪市内に数店舗あって、難波の店舗に直接飛び込みで行った。
受付で端末を見せて「iPhone 14 Proの画面交換」を依頼すると、見積もりは26,800円。Apple Storeの約半額だ。在庫があるのでその日中に修理できると言われた。所要時間は30〜40分。
待ち時間にアシスタントから「修理後の保証は30日間です。画面割れが再発した場合や動作不良が出た場合は対応します」と説明を受けた。依頼して40分後、綺麗な画面で戻ってきた。タッチ感度も問題なく、見た目は新品同様だった。
費用と時間の比較
Apple正規修理とiCrackedを比較すると以下の通りになる。
費用はApple正規が52,800円、iCrackedが26,800円。倍近い差がある。時間はApple正規が最短でも4日以上(予約+パーツ待ち)、iCrackedがその日のうちに完了。
費用と速さの面では街の修理店が圧倒的に有利だった。ただし注意が必要な点もある。
保証と品質の違い——知っておくべきこと
Apple正規修理の最大の利点は「Appleの純正部品を使うこと」と「修理後もAppleの保証が継続すること」だ。正規以外の修理業者が端末に触ると、Appleの保証が無効になる可能性がある。「保証期間内だから無料で修理してもらえる」と思っていたのに、実は保証が切れていた、という事態は避けたい。
街の修理店が使うのは互換部品(OEM部品)が多い。純正より品質が落ちる場合があり、明るさの表現や色味が純正と微妙に違うことがある。iCrackedのタッチ感度は問題なかったが、画面の輝度が若干変わった気がした(気のせいかもしれない程度だが)。
Apple Care+に加入していれば話は変わる。Apple Care+の画面修理は1回あたり3,700円で直せる。加入者なら迷わずApple正規修理を選ぶべきだ。コストの差が圧倒的に小さくなる。
端末を売る予定があるかどうかで判断が変わる
僕が今回iCrackedを選んだのは、iPhone 14 Proを来年新機種が出たら売却する予定があったからだ。査定に来たとき、修理履歴として「非正規修理あり」が記録に残ると査定額が下がると聞いていた。実際に後日売却しようとしたとき、「正規修理の記録がない」として査定額が7,000円下がった。街の修理店で浮いた26,000円から7,000円引くと、実質の節約は19,000円になる計算だ。
端末を長く使い続けるなら街の修理店でもいい。新機種が出たら売却して乗り換えるサイクルなら、売却額への影響を考えて正規修理を選ぶほうがいい場合もある。
結論——どちらを選ぶべきか
Apple Care+加入中 → Apple正規一択。3,700円で直せる。
Apple Care未加入で売却予定なし → 街の修理店で十分。費用と時間の節約になる。
Apple Care未加入で売却予定あり → 売却額への影響を計算して判断する。正規修理のコストと非正規修理後の査定額ダウンを比較する。
どちらにしても「怪しい街の修理店」だけは避けるべきだ。店舗の看板に修理実績数や保証内容が明記されているか確認すること。料金をその場で出してくれない店、保証書を発行しない店、口コミが全くない店は避けたほうがいい。
