※本記事にはアフィリエイト広告が含まれます。
8月の猛暑日、エアコンが冷えなくなった
先年の8月上旬、最高気温が35度を超える日が続いていた週に、エアコンが冷えなくなった。設定温度26度にしていても部屋が30度を下回らない。風は出ているのに冷たくない感じ。翌朝の最高気温予報が37度を見て、「これは本気で直さないと」と動き始めた。
エアコンの不具合は原因によって「自分で直せるケース」と「業者を呼ぶべきケース」がはっきり分かれる。自分で試せることを全部やって、それでも直らなかったので業者を呼んだ。そのときの体験を書く。
まず自分でできる確認をやった
冷えが悪いエアコンで最初に疑うべきはフィルターだ。フィルターが詰まっていると空気の流れが悪くなって冷却効率が落ちる。説明書には「2週間に1回清掃」と書いてあったが、正直1年以上掃除していなかった。
外してみると予想通り真っ黒だった。掃除機でゴミを吸ってから水洗いした。完全に乾かしてから戻して運転してみると、体感で少し改善した。でも冷えが戻った、という感じにはならなかった。
次に室外機を確認した。室外機の周囲に障害物がないか、ファンが回っているか、吹き出し口がふさがれていないかをチェックする。うちの室外機の周りに植木鉢が3つ置いてあって、うち1つが吹き出し口に近かった。移動させたが、やはり改善しなかった。
室外機に直射日光が当たり続けていたため、遮光ネットをかけてみた。室外機は動作時に外気を吸って熱を放出しているので、本体が熱くなりすぎると効率が下がる。遮光で少し改善する場合もある。今回は効果が感じられなかった。
自分では手が出ないと判断したケース
フィルター清掃、室外機の障害物除去、遮光対策を全部やっても改善しなかった場合、次に考えられる原因はガス漏れか、コンプレッサーの故障だ。どちらも素人では手が出ない。
ガス漏れは冷媒ガスが漏れて冷却能力が落ちる症状だ。エアコンの室内機の吹き出し口から「風が出ているのに冷えない」のはガス漏れの典型的なサインだ。自分で確認する方法としては、室内機の前面カバーを外して熱交換器(フィン)を見る。フィンに霜がついていたり、一部だけ異常に冷たい場所があればガス漏れの疑いがある。ただし補充や漏れ箇所の修理には専用機材と資格が必要で、DIYは不可能だ。
くらしのマーケットで業者を探した
メーカーサービスに連絡する前に、くらしのマーケットでエアコン修理・点検の業者を探した。くらしのマーケットは家事代行や修理業者を口コミ評価付きで比較できるプラットフォームだ。近所で評価が高い業者を2社比較して、料金と口コミを見てから1社に決めた。
翌日来てもらって診断した結果、冷媒ガスの量が不足していることが判明した。ガス補充で対応できるか確認してもらったが、配管のどこかに小さな漏れがある可能性があるとのことで、漏れ箇所の確認作業も依頼した。
費用は診断料3,300円、ガス漏れ確認作業8,800円、冷媒ガス補充(R-32、400gで)12,000円で合計24,100円だった。翌日から室温が26度まで下がるようになった。
メーカー修理との費用比較
後からメーカーの修理窓口にも問い合わせて比較してみた。ガス補充の場合、パナソニックのサービスでは出張料3,300円+診断料+作業料で、最終的な見積もりは3〜5万円になるケースが多いと説明を受けた。くらしのマーケットで頼んだ業者のほうが安かった。
ただしメーカー修理のメリットは、機種の知識が深いことと、修理後の保証が手厚いことだ。今回は保証期間外の古めの機種(8年目)だったので、くらしのマーケットの業者で十分だと判断した。
自分で直せたケースと業者を呼ぶべきケースの整理
今回の経験から、エアコン不具合の対処を分類すると次のようになる。
自分で対処できるのは、フィルター詰まりによる冷えの悪さ(掃除で解決)、室外機周囲の障害物(移動・除去で解決)、運転モードの設定ミス(設定確認)、ブレーカー落ち(ブレーカー確認)だ。
業者を呼ぶべきなのは、フィルター掃除後も改善しない冷えの悪さ(ガス漏れ・コンプレッサー疑い)、室内機から水が漏れる(ドレンホース詰まりor傾き)、異音や振動(部品の緩み・損傷)、エラーコード表示(機種ごとに対応が違う)だ。
自分でできることをやってから「それでもダメ」と分かってから業者を呼ぶと、業者への説明が具体的になる。「フィルターは掃除した、室外機の周りも確認した、それでも冷えない」と伝えるだけで、業者が原因を絞りやすくなる。結果として診断時間が短くなり、費用の節約にもつながる。
