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深夜2時、トイレが詰まった
去年の11月、深夜2時にトイレが詰まった。水を流すと逆流しそうなくらい水位が上がって、全然引かない。翌朝まで我慢しようかとも思ったが、同居している家族のことを考えると放置できなかった。
Googleで「トイレ つまり 夜間 業者」と検索した。上のほうに出てきた業者に電話して、3万円以上取られた話をする。それと、その後に自分で調べた予防法と自力解決の方法も書く。
深夜に来てくれた業者に3万2000円を請求された
電話すると「24時間対応、出張料無料」を謳っていた業者が来てくれた。対応は早くて30分で到着した。作業員が詰まりを確認して、ローポンプ(真空式パイプクリーナー)を使って10分ほどで直してくれた。
問題は請求金額だった。「基本作業料8,800円+深夜割増8,800円+特殊機材使用料14,000円」で合計3万1,600円だった。「特殊機材使用料」というのが腑に落ちなかった。10分の作業で3万円以上というのは感覚的に高すぎる。でも深夜2時に業者を帰らせて別を呼ぶ気力もなく、支払ってしまった。
翌朝、落ち着いて調べたら「悪徳水道業者」というキーワードが山ほどヒットした。深夜に呼びやすいポジションで検索上位を取り、「出張料無料」という目立つ文句で呼び込んで、作業後に謎の割増料金で高額請求するのは手口として有名らしい。知らなかった。
ボッタクリ業者を見分けるポイント
後から調べて分かった見分け方を書く。電話した時点でチェックできることが多い。
まず電話口で「目安の料金を教えてもらえますか」と聞く。「現場を見てから」とだけ言って料金を一切答えない業者は危険だ。作業前の見積もりを出してくれる業者は相対的に信頼できる。「無料見積もり、納得いかなければキャンセル可」と明言しているかどうかも確認する。
次に「どこの会社ですか」と聞いて正式な会社名を教えてくれるかどうか。電話番号とWebサイトが存在するか、住所が明記されているかも確認できる。「出張料無料」「深夜割増なし」を大きくアピールしながら会社名を明かさない業者は怪しい。
地域の水道局に登録された「指定水道工事業者」を呼ぶのが一番安全だ。市区町村の水道局のWebサイトに一覧が掲載されている。深夜対応していない場合もあるが、まず確認する価値がある。
ラバーカップは1000円で買える
高い授業料を払った後、ラバーカップを買った。ホームセンターで800〜1,200円で売っている。洋式トイレ用のフランジ型(先端が出っ張ったタイプ)を選ぶことが重要で、標準型(お椀型)では洋式トイレの排水口にフィットしにくい。
使い方は単純で、排水口にラバーカップを密着させて、ゆっくり押してから勢いよく引く。これを5〜10回繰り返す。「引くときに詰まりが取れる」イメージだ。水が溢れないように、便座を下げてその上にビニール袋をかぶせて塞いでおくと、引いた瞬間に水が飛び散るのを防げる。
軽度の詰まりならラバーカップで9割解決できる。ティッシュや水に溶けやすいものが詰まっている場合はほぼ確実に取れる。
真空式パイプクリーナーはラバーカップより強力
ラバーカップより強力なのが真空式パイプクリーナーだ。ホームセンターで2,000〜3,000円程度。スポイトのような形状で、押し込んで引くときの吸引力がラバーカップの2〜3倍ある。業者が使っていたのがこのタイプだと思われる。「特殊機材使用料14,000円」と言われたが、実売2,500円の道具だった。
詰まりが多少強めの場合も真空式で対処できることが多い。ラバーカップで解決しなかったときの「次の手」として常備しておくと安心だ。
詰まりの予防が一番大事
今回の詰まりの原因を振り返ると、トイレットペーパーを大量に使っていたことが原因だったと思う。我が家は古めの集合住宅で、配管の勾配が緩い。そういう環境では大量のペーパーを一度に流すと詰まりやすい。
予防策として意識しているのは3つだ。一度に流すペーパーの量を減らす、トイレ用でない紙(ティッシュ、キッチンペーパー)は絶対に流さない、月に1〜2回パイプクリーナー洗浄剤(液体)を流す。液体のパイプクリーナーは排水管内の油分や有機物を分解して詰まりを予防する。500円程度で買えて、流すだけでいい。
それでも万が一詰まったとき、夜中に3万円の業者を呼ばずに済む方法として、ラバーカップと真空式パイプクリーナーを用意しておくこと。この2つで合計4,000円もしない。今回の3万2000円があれば、80回分の道具が揃えられた計算だ。
